埼玉の小鹿野町と群馬の新流町の境界上にある二子山（1165.6m）西岳、東岳という２つの岩稜が隆起する双耳峰で1000m程の標高ながら稜線歩きが楽しめる奥秩父の秀峰です。
このコースのオススメPoint
二子山はロッククライミングをするクライマーにも人気の山ですが、登山道も岩を登るクライミングのような登山をすることができ、東西のピークを分ける股峠から上は登山道も岩を攀じ登る様なクライミング要素の強いルートで登りごたえ抜群です。
山頂や稜線上からは眺望が良く日本百名山である両神山をはじめとする奥秩父の山々を眺めることができます。
一般コースと上級者コースがあります
股峠 西岳と東岳の両峰に登る方が多いと思いますが今回は西岳のみです
最初から斜度がある登りです
ここで一般コースと上級者コースに分かれます、初心者ですが今回は上級者コースへ行きます
上級者コースの取り付きです
後ろは崖なので落ちたら大怪我すること間違いなしの場所ばかりです
後ろに二子山東岳が見えます、振り返ると高度感があって怖かったです
この辺りは稜線上なので安心感がありました
あの辺が山頂ですかね
視界が開けて気持ちが良いです、西岳頂上を目指します
山頂に着きました
最高の眺めです
両神山が大きく見えます
登山道では時たま強烈な山椒特有のさわやかな香気と辛みを感じることがあり、良いアクセントになりました
お昼休憩ではラーメンに今回の山行の目的である山椒を入れて食べました
山椒の乾燥品や粉も手軽ですが香りと歯触りを求めるなら、やっぱりフレッシュな実が一番です
頭の片隅で熊の出没を気にしながら、ゆっくり過ごしました
お昼休憩後は登山道ではなく二子山中央稜から下山します
ATCにロープをセットして
セットしたら
いってきまーす
1本目はロープなくても降りられそうでしたが改めて見ると怖いですね
すごい景色です
登ってくるお姉さんがいたので、しばしテラスで景色を堪能します
登って来たお姉さんと仲良くなり写真を撮ってもらいました
2本目の懸垂下降が一番長くて怖かったですね
豆粒より小さく見えますね
下を見ちゃうと怖いです
3本目
いってらっしゃい！
下から見たほうが怖いですね
最後、4本目です
感覚が麻痺してしまったのか、ここまで来ると安心感があります
もう少しです、でも手の力が殆どありません
地上に到着しました
股峠を目指して下山します、東岳は次の機会に登りましょう
バリエーションルートでは、殆ど滑りながら降りました
注意するPoint
二子山は岩場があり埼玉県の山の中でも滑落事故が多い山です。単独での登山を避け、体力や技術に合わせて登山計画を立てましょう。上級者コースでは取り付きから、お互いをロープで結び合っている登山者やガイドさんが安全確保をして登っている登山者ばかりでした。
懸垂下降も安全第一で
下りのバリエーションは、ほぼ滑りながら下りましたので泥だらけになりました
日程
2023年6月4日（日） 晴れ
この日の山頂は日差しが強く暑いくらいでしたので樹林の日陰でご飯を食べました
登山コース
歩行距離 1.2km
歩行時間約2時間（休憩含めず）
累積標高差 250m程度
参考コースタイム 5時間20分
二子山倉尾登山口～7分～股峠～70分～二子山西岳～30分～股峠～5分～二子山倉尾登山口
登りは上級者コース、下りは中央稜から懸垂下降してバリエーションルートで下山しました
二子山に熊が出没した動画を観たのですが、かなりゆっくり過ごしてしまいました
今回は二子山中央稜から懸垂下降で降りました
アクセス
［クルマの場合］
関越自動車道川越ICから二子山倉尾登山口駐車場まではおよそ1時間50分 90km
関越自動車道 花園ICを降り国道140号線から皆野寄居有料道路－県道37号線－県道71号線－県道282号線と走り二子山倉尾登山口駐車場
駐車場：二子山倉尾登山口駐車場 無料 24時間出入り可能 普通車12台 簡易トイレあり
駐車場の前後に3台＋3台程の駐車スペースがあります
※土日祝日は満車で路上駐車するような状況となっています
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