奥多摩登山について
奥多摩は東京都西部の山岳地帯を指す地域で都心からアクセスしやすく雲取山や川苔山、鷹ノ巣山、三頭山、御前山、御岳山、日の出山、棒ノ折山などの名峰が数多くあります。
川苔山登山口まで
今回は奥多摩を代表する山のひとつ川苔山(川乗山 かわのりやま 1363.3m)に登りました。電車でもアクセスの良い山ですが今回は車で向かいました。
町営鳩ノ巣駅駐車場(無料 トイレあり)まで関越自動車道川越ICから70分、約50㎞
電車でJR東日本青梅線鳩ノ巣駅から奥多摩駅まで移動(157円)。奥多摩駅1番バス乗り場から東日原行(平日は鍾乳洞行き)に乗り川乗橋バス停約15分で下車(263円)。スタート地点に駐車場はありません。
今回の装備
今回はAmazonで衝動買いして昨日届いたサロモンのハイドレーションバックAGILE12SET、LA SPORTIVAのAkasha2、20以上年前に買ったソックス、メリノウール半袖と長袖Tシャツ、ユニクロダウン、アークテリクスのウインドシェル、山と道5POCKETパンツに似たイオンパンツ、ワークマンメリノ手袋、トレランメッシュ帽子、goodrサングラス、ヘッドライト、日焼け止め、水2、8ℓ、コーヒー600㎖、行動食、鉄板などの調理器具です。
川苔山登山スタート
奥多摩駅からピストンしたり、いくつかコースがあるのですが今回は人気の川乗橋バス停から鋸尾根経由で鳩ノ巣駅に下山するコースを選択しました。コースタイムは休憩を入れず6時間30分程。
バスを降りると直ぐにゲートがあり1時間程舗装路を登っていくと登山口に着きます。このコースはいくつもの橋を渡り沢を越えていくので清々しい気分で歩くことができますが奥多摩らしい狭い登山道の人工樹林帯が続くので注意が必要です。登山口から1時間程歩くと見どころの一つ百尋ノ滝を見ることができます。冬季は滝が凍るので凍った滝を目当てに登山する方が多いのですが、さすがに3月ということもあり氷瀑を見ることはできませんでした。さらに百尋ノ滝から凍結区間に注意しながら、ゆっくり2時間程登って山頂に到着。山頂は広く気温は8℃と暖かかったので、ゆっくり過ごすことができました。
癒される
山頂での過ごし方
この時期は風がなく太陽が出ていれば寒さを感じることなく山頂でゆっくり過ごすことができます。川苔山の山頂は広くベンチがあるので混んでいなければ調理をしたりボーっと山々を眺めたり、写真を撮ったり、昼寝したり贅沢な時間を過ごすことができます。私は食いしん坊なので今回はお土産でもらったソーセージを鉄板で焼いてホットドックともつ焼きを作って食べました。そして写真をたくさん撮ってから、しばらくボーっと過ごしました。
鋸尾根は狭くて危ない所も
山頂を満喫した後は鋸尾根コースで下山します。鋸尾根はⅠ峰からⅢ峰まで登り下りを繰り返すため体力を消耗しやすく狭い登山道です。下りで転倒しないようにゆっくり歩いていきましょう。3時間程歩いて鳩ノ巣駅に無事下山しました。
奥多摩温泉 もえぎの湯
へとへとに疲れた下山後の楽しみは温泉です。奥多摩駅から数分の所にある、もえぎの湯(950円)で登山の疲れを癒します。山々に囲まれた露天風呂に癒されました。2階の休憩所で夕飯を食べることもできますが今回は行動食として大福などの和菓子をたくさん食べてしまったので、お腹が空いておらず食べすに帰りました。
感想 川苔山の良いところ
- 川乗橋から沢沿いに百尋ノ滝をはじめとした渓谷を楽しみながら歩くことができる。
- 川苔山の山頂は広く山頂から広がる奥多摩の景色をゆっくり眺めることができる。
- 電車でも車でもアクセスしやすい。
- 下山は林業などの作業道に迷いやすいので注意が必要。
沢や谷を渡り滝からのマイナスイオンに癒されながら奥多摩の山を歩いてみませんか?
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