連日の気温が30℃を超える本格的に夏の陽気になったので涼を求めて泳ぎの沢である倉沢谷本谷へ行ってきました。水は冷たくて気持ちよかったです。
この日出会った同年代のKENNTAさんと二人で登りました。
このコースのオススメPoint
倉沢谷は日原川に流れ込む一支流で深い渓谷をなしていますが、沢沿いに林道が通っているためトラブル時には林道にエスケープすることができます。沢に大きな滝はなく多くの小滝と釜が連続していて楽しく歩くことができます。
真夏日には泳ぐのに最適な場所です。
ロープを出す場所はなく初級の沢で登攀グレードは2級です。
簡単な沢なので装備は沢靴、ネオプレーンソックス、ヘルメット、手袋、ザックがあれば良いでしょう。ハーネスとロープ、ガチャ類はなくても大丈夫です
駐車場から数歩の場所で懸垂下降を行い入渓ポイントへ
入渓まで数分です(楽チン)
マイモーズの悪場は水量があるゴルジュなので泳ぐのが嫌な人はへつって行きましょう
深い釜が続き2m滝を越えていきます、焦らず足元に気をつけて行きましょう
2段5mの滝、水流も強いです
流されないように足場を探すのが大変です
登らず右から巻く人も多いらしいのですが足場を見つけて我々は登りました
3m滝を左からチャレンジしますが…
かなり難しくドボン
よく見ると右側に残置スリングがあり、取り付いてみます
何とか登ることができました(巻く場合は左の林道かららしいです)
束の間の癒し渓
気持ち良いですね
前方に大きな橋が現れました、これは鳴瀬沢なので右に曲がり本流を進みます
水もきれいです
水流が強いですね
泳いで登ってを繰り返して体力が減っていきます
小さな滝でも
体力を削られます
大きめの滝も登ります
飛び込みのためにバク転教室に通ったというKENNTAさん
見事
着水
豪快な水しぶき
体力と気力が減ってしまい最後の滝のみ巻くことにしました
石垣状堰堤を左から巻いて終了とする(本当はもう少しだけ先があるらしい)
身体が冷えているので巻きを集めて焚火をします
ナイフで枝を削って
ウィンナーを刺して焼きました
注意するPoint
沢登りは一般登山と違って全てバリエーションルートになります。
足場も不安定で滑るため小滝でも滑落すれば怪我の可能性は十分ありますので緊張感を持って歩きましょう。
基本的には歩いて泳いで滝を登ってを繰り返して進んで行きます。
自身の体力や技術などを考慮して滝を巻いたり、休憩を取ったりしましょう。
沢を歩いて深いところは、へつるか泳ぎます
しっかり取り付いて
登る
これを繰り返して沢登りをしていきます
日程
2023年7月16日(日) 晴れ
この日は真夏日で絶好の沢日和でした
登山コース
参考コースタイム 4時間
入渓ポイント沢登り開始~240分~脱渓ポイント
体力に合わせて適宜休憩を取るようにしましょう
アクセス
[クルマの場合]
関越自動車道川越ICから奥多摩 倉沢谷本谷駐車場まではおよそ1時間15分 60km
圏央道/首都圏中央連絡自動車道青梅IC出口から国道16号線を入間方面へ向かい河原町交差点を右折して都道195号線で青梅方面へ。岩井堂交差点を右折し県道193号線で途中、国道411号線(青梅街道)と合流し奥多摩湖へ向かい日原街道入口(交差点) で右手前方向に曲がり都道204号を進むと駐車場
駐車場には4台程駐車することができますがゲートの開閉ができなくなる場所には停めないように注意しましょう
[公共交通機関利用の場合]
JR青梅線奥多摩駅で下車後、駅前の西東京バス「日原鍾乳洞」「東日原」行きのバスに約18分(400円)乗車して倉沢停留所で下車。(川苔山に登った時と同じバスに乗ります)
登山口
【 奥多摩 倉谷沢本谷 入渓ポイント】
駐車場から数歩歩いたところから懸垂下降をして降りた所が入渓ポイントです
入渓と脱渓後がとても楽です
- トイレなし
- 登山ポストなし
最初のガードレールの隙間から降ります
傾斜が急なので懸垂下降しますが懸垂下降しない場合は少し歩いてから降りるポイントがあります
下山後の温泉&ごはん
今回は同行したKさんの予定もあり温泉&ご飯は行かなかったのですが、帰り道に立ち寄ることができる奥多摩温泉もえぎの湯がおすすめです。(以前、川苔山登山後に入浴した良い温泉でした)
奥多摩駅から数分の所にある、奥多摩温泉もえぎの湯の源泉100%の山々に囲まれた露天風呂で登山の疲れを癒せます。
2階の休憩所で夕飯を食べることもできます。
- 営業日 定休日/月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)
- 営業時間 4月~11月 10:00~20:00(19:00受付終了) 12月~3月 10:00~19:00(18:00受付終了)
- 入浴料 950円(税込み) 年末年始/GW/8月/11月 1050円(税込み)
- 支払い方法 現金、各種クレジットカード、PayPay等
もえぎの湯
館内のお食事処は42畳のお座敷広間とテーブル席を備え、湯上がりのリラックスタイムに奥多摩産の食材を使った美味しい料理が食べられます。(川魚の塩焼き定食 1250円など)
営業時間 11:00〜19:30 (ラストオーダー19:00)
2階のお食事処
奥多摩 倉沢谷本谷 まとめ
- 大きな滝はないのでフリーで滝を登る練習をすることができる
- 小滝と釜が連続しているので飽きずに楽しむことができる
- 自信がない滝は巻くことができる
- 水量が豊富で泳ぎたい場合はたくさん泳ぐことができる
- 薪が豊富なので脱渓後は焚火で暖を取ることができる
- トラブル時は隣に通る林道にエスケープすることができる
泳ぎ沢デビューにオススメできるコースですよ~♪
登山地図の携行も忘れずに!
日帰りで登山できるコースですが、沢登りなのでルートを事前に確認した上で地図を携行しましょう
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