奥多摩海沢は奥多摩川にある沢です。
交通機関の便も良く駐車スペースも余裕がありますので関東から非常にアプローチしやすい場所にあります。
このコースのオススメPoint
隣に林道が通っておりトラブルがあった際のエスケープも楽で安心して沢登を楽しむことができます。
前半は短いコースにたくさんの釜があるので初めて釜を泳ぐ初心者に適しています。
東屋から先の後半は三ツ釜の滝、ネジレの滝を経て大滝へ向かい終了となりますがロープを出す登攀や空中懸垂下降を行うなどクライミング要素が強くなります。
途中にスライダーや飛び込みをして遊べるところもありアスレチック気分で充実した一日を過ごすことができます。
安全度は高いので沢登り初心者の方もチャレンジしやすいルートです。
簡単な沢ですが装備は沢靴、ネオプレーンソックス、ヘルメット、手袋、ザック、ハーネス、ロープ30m、下降器、カラビナ、スリングが必要です(手袋は綿100%軍手、沢靴は奥多摩ではラバーが良いかと思います。保温用にウエットスーツ上下、ライフジャケット、膝と脛ガード、防水スマホケースなどがあるとより楽しめます)
滑らず軽い!沢登りのベテランも使用しています(登山用品店購入品より1万円以上安く買えます)
割と安いヘルメットグリベルサラマンダーがカッコいい
全体図では中間点辺りの海沢園地にいます
前半の地図です入渓ポイントから海沢園地を目指します
駐車スペースである海沢園地から2、30分歩いて戻った場所から入渓ポイントへ降りていきます
穏やかな入渓ポイント
癒し渓
ここから入渓する人も多いみたいです
今日もいい天気ですね
最初の釜、ツアーの子どもたちで渋滞してます
水流で流されてしまう場所もあります
滝をいくつか
登って
林道に上がって前半は終了です
前半は釜を泳いで小滝を登ってを繰り返すので、かなりの体力を消耗します
後半は三ツ釜の滝とネジレの滝を越えて大滝を目指します
大滝まではいけないとのことですが…
歩き始めて直ぐに三ツ釜の滝、ロープを張ってジップラインを楽しんでいるツアーがいました
スライダーと飛び込みポイントもありますよ
ネジレの滝です
レッツチャレンジ
ここは左側から突破します
結構な高さがあります
近くで見ると大きいですね
先行者が登り終えるのを待ってから登ります
登り始めは滑るので注意が必要です
ここは落ちるとケガをするのでロープを出します
慎重に登りましょう
ネジレの滝から先は難しいところはないです
癒されますね
いくつか小滝を越えて
大滝へ到着です
戻りは登った側とは反対側から空中懸垂下降で降ります
足が着かない釜に着地するので気をつけてください
帰りは滝からジャンプしたり
スライダーしたり
遊びながら戻りました
注意するPoint
ネジレの滝ではロープを出すのでロープを持参して使えるようにしておきましょう。
戻ってくる際は懸垂下降をしますので行えるように準備しておきましょう。
土日祝日はツアーの方が何百人単位で来ていますので、お互い気をつけて進みましょう。
キャニオニングツアーのキッズたち
スライダーや飛び込みのポイントでは各ツアーの方たちが集まるので混み合います
懸垂下降は足の着かない釜に降りるので気をつけましょう
日程
2023年7月29日(土) 晴れ
沢から上がって天候を確認すると風もなく30℃と暑かったです
登山コース
参考コースタイム 約3時間20分
駐車スペース(東屋)~20分~海沢園地入渓~120分~海沢園地(東屋)~3分~三ツ釜の滝~5分~ネジレの滝~40分~大滝~20~ネジレの滝~10分~三ツ釜の滝~3分~海沢園地 脱渓(駐車スペース&東屋)
ネジレの滝から先へ進むには登攀と戻るときの懸垂下降用にロープが必要となります
アクセス
[クルマの場合]
関越自動車道川越ICから奥多摩 水と緑のふれあい館駐車場まではおよそ1時間25分 46km
関越自動車道川越IC出口から国道16号線を入間方面へ向かい河原町交差点を右折して都道195号線で青梅方面へ。岩井堂交差点を右折し県道193号線で途中、国道411号線(青梅街道)と合流し奥多摩湖へ向かう途中左折し都道45号線を海沢園地まで進むと駐車スペース
駐車場スペース:海沢園地通行止め地点に駐車スペースがある 無料 24時間出入り可能 普通車約10台 トイレあり
(キャニオニングツアー車などがUターンするスペースは残しておいてください)
少し離れた場所にも車が多数停められる駐車スペースあり
駐車スペースではUターンするスペースを残しておきましょう
少し戻ったところにも駐車スペースがありました
わりと駐車スペースはあります
駐車スペースにある東屋
駐車スペースにあるトイレ
[公共交通機関の場合]JR青梅線白丸駅下車後、青梅街道を20分歩くと海沢橋に着く。水産試験場沿いの道を進み天地沢出合 まで1時間で到着する。
登山口
【 奥多摩海沢中流 入渓ポイント】
駐車スペースから歩いて20分くらい戻ったところを降りて入渓します
ガードレールに卍マークが目印です
他にも降りられそうな場所はいくつかありました
下山後の温泉&ごはん
今回も温泉&ご飯は行かなかったのですが、奥多摩湖から帰り道に立ち寄ることができる、奥多摩温泉もえぎの湯がおすすめです。(以前、川苔山登山後などに入浴した良い温泉でした)
奥多摩駅から数分の所にある、奥多摩温泉もえぎの湯の源泉100%の山々に囲まれた露天風呂で登山の疲れを癒せます。2階の休憩所で夕飯を食べることもできます。
- 営業日 定休日/月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)
- 営業時間 4月~11月 10:00~20:00(19:00受付終了) 12月~3月 10:00~19:00(18:00受付終了)
- 入浴料 950円(税込み) 年末年始/GW/8月/11月 1050円(税込み)
- 支払い方法 現金、各種クレジットカード、PayPay等
もえぎの湯入り口
館内のお食事処は42畳のお座敷広間とテーブル席を備え、湯上がりのリラックスタイムに奥多摩産の食材を使った美味しい料理が食べられます。(川魚の塩焼き定食 1250円など)
営業時間 11:00〜19:30 (ラストオーダー19:00)
2階のお食事処
奥多摩 海沢 まとめ
- スライダーや飛び込みなどの沢遊びが楽しめる
- 流れが緩い釜を泳ぐので、泳ぎ未経験者でも安心して楽しむことができる
- トラブルの際などには簡単にエスケープすることができる
- ネジレの滝を登下降する際はロープや確保器などが必要となる
- 土日祝日はツアー客が多い
- 登攀と泳ぎの両方を楽しむことができる
飛び込み&スライダーで楽しみたい方にオススメできるコースですよ~♪
登山地図の携行も忘れずに!
日帰りで登山できるコースですが、沢登りなのでルートを事前に確認した上で地図を携行しましょう
ウエットスーツ上下があれば泳ぎ沢でも寒さを感じません!
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