６月半ばになり気温も上がってきたのでスッカンブルーで有名なスッカン沢で沢登りをしてきました。
スッカン沢は那須の塩原渓谷にあり塩原随一の渓谷美を誇る秘境で、沢を流れる水が青白く見えることからスッカンブルーで有名です。それはスッカン沢が三百名山の高原山にあるカルデラ跡を水源とし、鉱物や炭酸等の火山の成分が多く含まれている水が流れているためだそうです。そのため昔の人はこの沢の水が辛くて飲めないことから「酢辛い沢」などと呼ばれていた。この呼び方が変化して現在の「スッカン沢」になったと言われているそうです。
また、以前２月に行ったことがあるのですが滝が凍るため冬季は迫力のある氷瀑を観ることができます。
今回は「山の駅たかはら」からではなく雄飛橋無料駐車場から入渓して咆哮霹靂ノ滝を登攀して帰路は遡行して戻るコースを選択しました。
このコースのオススメPoint
雄飛橋無料駐車場から１、２分で入渓ポイントなので迷うことはないですし何より楽です。
そして入渓後すぐに飛び込みやスライダーなどをして遊ぶことができることもおすすめPointです。
沢登りをしなくても水遊びをしてのんびり過ごすこともできそうです。
また、遊歩道も通っているのでトラブルなどがあった際にもエスケープしやすいので沢登り初心者でもチャレンジしやすいルートです。（現在、R５年11月頃まで遊歩道は通行止めとされていますがエスケープ時は使用もやむなしです）
スッカン沢の見どころは多く雄飛の滝や任三郎の滝、素簾の滝などいくつもの滝がありますが、
今回は桜沢出合いにある咆哮霹靂ノ滝を登りました。
咆哮ノ滝と霹靂ノ滝はそれぞれ登った所で合流します。我々は水量の多い霹靂ノ滝を登攀しました。
駐車場からすぐ雄飛橋の下にある入渓ポイントでウォータースライダーをしました
スムーズに滑ります
終わり間際に立ってジャンプします
思い切りジャンプっ！
気温は30℃近いですが沢はさすがに冷たいですね
大人もはしゃぐ！
ここからも飛び込みして遊びました
さっそく遊びすぎてしまい、かなりの時間と体力を使ってしまいました
スッカン橋
桜沢出合いに到着、右側にある咆哮ノ滝はナメで三段
左側は水量が多い霹靂ノ滝です
登れるか不安ですが登ってみました
すごく水が冷たいので時間を掛けてはいられないです
岩質は脆く崩れやすいです
軽く掴んでも崩れてしまいます
山頂からのアップ
何とか登ることができました
滝を登った先は美しい滑滝が続いています
ここから遡行するため登った滝を懸垂下降します
ハーケン
きれいなスッカンブルーですね、遡行開始です
とても神秘的な場所ですね
豪快な雄飛の滝
遡行中に別行動をしていたピンク軍団と合流
虹がでましたっ🌈
フェルトの沢靴でも思った以上に滑ります
無事に帰ってきました
注意するPoint
巻き道として遊歩道に出る際は通行止めになっている箇所がありますので注意して通過しましょう。
滝の岩質は脆く軽く掴んでも崩れてしまうため登攀する際は注意が必要です。
水温がとても低く冷たいのでレインウェアなどで防寒しましょう。
通行止め区域を通過する際は注意しましょう
水が冷たく岩質は脆く崩れやすいので注意しましょう
ドボンすることもあるため濡れても良い恰好をしていきましょう
日程
2023年6月18日（日） 晴れ
この日の気温は30℃近かったので水に全身入っても大丈夫でした
登山コース
参考コースタイム 2時間15分
雄飛橋～60分～雄飛の滝～30分～咆哮霹靂ノ滝～30分～雄飛の滝～45分～雄飛橋
入渓後すぐに遊んだのでコースタイムはアテになりませんね
次回は桜沢も歩いてみたいですね
写真を撮ったり遊んだりして、ゆっくり歩いているのですが、普通は5時間弱くらいで周回できます
アクセス
［クルマの場合］
関越自動車道川越ICからスッカン沢の雄飛橋無料駐車場まではおよそ2時間5分 160km
東北自動車道矢板北PA-矢板北スマートIC出口から県道272号下太田（交差点） を左折して県道30号に入り泉（交差点）を左折して県道56号に入り山の駅たかはら方面へ山の駅へは寄らず進んでいくと駐車場
駐車場：雄飛橋無料駐車場 無料 24時間出入り可能 普通車約20台 トイレなし
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